はじめてのKindle出版を実況中!

本の虫 → 図書館員 → 書店販売 → 出版社で編集制作 → メンバー3人の超小規模出版社で組版・営業 → Kindle出版プロデューサー。

目次を考えました!――コンセプトの明確化

年末年始は子供たちの学校・幼稚園も休みで、帰省もあって大忙し。

3学期が始まったと思っても、連休があったり季節の行事があったりで、生活リズムがいつもと違ーう。

やれやれ、やっと落ち着いたとおもったら、もう新年になってから3週間!
びっくりしますねー。

 

そんな中、「見てもらいながら書く!」プロジェクト、ちょっとずつ進めてました。

 

なんのジャンルで書くかで、一週間ほど悩んでいたある日、

「そうだ、これで行こう」

と決めたジャンルは……、「電子書籍を出してみたい!これまでのブログをまとめてみたい!」と思っている方に向けてのテーマ。
わたしの「経歴」と「これからの仕事」と「好きな事」がぜんぶつぎ込めるテーマ。

――コンテンツづくりと本づくりの実用参考書――

です!

 


某月某日、9:50-10:50(1時間)

【対象読者】
【テーマ】
【コンテンツ列挙】
【タイトル候補】
【サブタイトル候補】

方向性が決まるまではなかなか動き出せませんでしたが、ジャンルが決まれば、次からは一歩一歩進められる感じが出てきます。

まず考えたのが、
「コンテンツづくりと本づくりの実用参考書」を誰に届けたいか。

そして、
その読者さんが知りたいテーマはなにか。

では、
そのテーマでわたしが伝えられる内容はなにか。まあ、ネタですね。

そうこうしていると、軸となる話が見えてくるので、タイトルやサブタイトルも考え始めます。

 

この段階で実際にやっているのは、A4サイズの白紙に消えるボールペンで書き出すことです。

なんとなく方向性が見えてきたら、PCに向かってテキストエディタに打ち込んでおきます。
データにしておくと、あとで使いまわしがラクですのでね。

 

 


 同 日 、11:20-12:20(1時間)

【類書調査】
【資料集め】

自分なりの方向性が見えたら、今度は、おなじジャンルの本について調べます。

自分がブログなどですでに書いてある原稿や、自分の本棚にある本からその分野の専門書を引っ張り出してきます。

Amazonで検索もしてみます。

せっかく本を手に取ってもらうのですから、読者さんが知りたいことやすでに知っていること、同業者さんが書いていらっしゃることを把握しておきたいと思うのです。

自分が書こうとしている内容の構想に漏れがないか、ということもチェックできます。

 

なるほど、Kindle本を出す人のために、こんなにたくさんの本が出されているのだなあ。
でもわたしが書こうとしていることと同じ本は…、あまりないなあ。
これは似ているけれど、もう10年も前の本だなあ。
おや、このポイントについても書いたほうがいいなあ。思いつかなかったけど、わたしの本にも入れようかな。

……なんて考え、思ったことをテキストファイルのメモに追加していきます。

 

そうこうしていると、テーマや対象読者、タイトルやサブタイトルについての考えが少し洗練されていきます。

 


 同 日 、13:40-15:40(2時間)

お昼ご飯を食べてから、子供の帰宅時間を気にしながら、もう少し作業を続けます。
この日は一週間のうち一日だけ、午後3時台まで仕事ができる貴重な一日なのです♪

【コンセプト固める】

さっきまでテキストエディタに入力した内容をジーっと眺めてみます。

そして、わたしだから書ける独自性とか、わたしが書きたいことはこれ!という軸にそって、対象読者とコンセプトを文にしてみます。

で、こんなのできました。

 

――対象読者――

はじめて本を書く人:
これまでブログなど内輪で発信していた人:
ブログをまとめて本にしたい
あるテーマで本を出したい
文章を書いたのはメールとSNSとブログだけ
書きたい熱意がある←実行する知識と技術
書く知識と技術がある←届ける手段と読者

 

――コンセプト――
「ブログで書きためた情報を一冊の本にまとめたい」と思っているのに踏み出せない人に向けて、「どうやったら書けるのか」「どうやったら出版できるのか」が分かり、「うすっぺらな自己満足」ではなく「恥ずかしくない出版物」を出せるセオリーを、翻訳者・編集者・校閲者として出版にかかわってきた著者がお伝えします。

 

【カテゴリ調査】

類書を参考にしているとき、その本がAmazonのストアで、どのカテゴリーに配置されているかもメモしておきました。
自分の電子書籍をどのカテゴリーに配置したらいいか、あとで考えるときの材料になるでしょう。

 


 

この一日の仕事時間はこれでおしまい。

ピンポーン♪

息子が帰ってきました。

「ただいまー」

「おかえりー」