【結果発表】ご回答ありがとうございました
11月30日にお願いした緊急アンケート、2日間で70名あまりの方にご回答いただきました。
ありがとうございました!
いちばん得票数の多かったコンテンツにしよう~、って安易に考えていたのですが、結果はなんと……、
キレイに割れましたー!
多い少ないはありますが、誤差の範囲とはいかないまでも、僅差です。
さて困りました^^
でも、アンケートを取ってみる、色々な知り合いに回答をお願いしてみる、という過程で、自分の中でも何となく感触が育ってくるもので、「よし、これにしよう」っていうコンテンツが浮上してきました。
テーマが「なんとなく」決まったら、
あとは
対象読者を考え、
コンセプトを考え、
目次を考え、
あらすじを考え、
執筆にとりかかります。
そしたら
もう一度テーマを見直し、
タイトルをつけ、
キャッチコピーをつけます。
できた! と思ったら、
校正して、
データを整え、
Kindle出版の具体的な作業に入ります。
さてさて、どんな本ができますやら。
経過報告をしていきますので、どうぞあたたかくお見守りくださいませ!
【緊急】どの本が読みたいですか?人気投票お願いします!【アンケート】
こんにちは。
12月17日(月)に「はじめてのKindle出版」座談会を開く小桜です。
自分の1冊目のKindle本がまだできていないのに、「その方法をお教えします」っていうのもなんだかなあ、という気がしてきまして。
わたし、座談会までに急いで出版したくなりました!
うわー、忙しい忙しいって言ってるのに、大丈夫なんでしょうか!?
そこで!
なんの本を出そうか、4つの候補を考えたのですが、選びかねています。
今回は電子書籍出版の習作としてのチャレンジですが、せっかくなら、皆さんが読みたくなる内容がいいと思って。
敬愛するみなさま、どうかアンケートにご協力いただけないでしょうか?
質問は1つだけ! 四択一問!
↓ ↓ ↓
週末に目次を考えて、週明け12月3日からは原稿を書き始めたいと思います!
Kindle出版の座談会で背中を押されてみませんか?
こんにちは!
来年、Kindle出版プロデューサーの協会資格を取る計画の小桜です。
来月、オンラインで座談会を開くことになりました。
日時:12月17日(月)10時~12時
場所:オンライン会議システムZoomを使います
参加費:2,000円
今日の時点で、残席4です。
詳しくはこちらから!
↓ ↓ ↓
せっかくなので、それまでに一冊刊行したいと思います。
……あー、宣言しちゃった。だいじょうぶなのか!?
なにから手をつけたらいい?――本を出したいと思ったらすること
こちらの記事 ↓ で、出版までの8ステップを書きました。
今回はそのステップ1。
本が出したい!
電子書籍を作ってKindleストアで売りたい!
…と思ったら、まず何をしたらいいのでしょうか。
解説していきまーす。
1.出版して得たい未来を可視化する――テーマを決める
(1)自分が何を書きたいかアウトプットする
(2)誰に届けたいかをイメージする
(3)出版によってどんな変化を得たいかを言語化する
ここまで(1)~(3)には、順番はあまり関係ありません。
(2)から考え始めてもいいし、(3)から考えてもいい。
本を出したいな、っていう時点で、(1)~(3)のどれかは、かならず心の中に漠然とあるはずなんです。
もわーっと。
ふわーっと。
そんな自分の本心を、潜在意識の層から引き揚げてやるために、言語化します。
紙と鉛筆を用意して、どんどん書くのがいいと思います。
そうすると、こう ↓ なります。
(4)テーマがなんとなく決まる
こういうテーマで本を書きたいな。
それをこういう人たちに読んでほしいな。
そして私の気持ちがこうなったらいいな。
そういうことが言えるようになったら、しめたもの。
言語化できることって、やる気のモトになるんです。
うーん、早く本が出したい!っていう気持ちが、どんどん膨らんできますよ♪
「なにから手をつけたらいい?」
――可視化します。言語化します。まずは、アウトプットからです!
どうすれば本になるの?――何か書きたくなってからストアに並べるまでの8ステップ
さあ、だんだん、本が出したくなってきましたね?
では、あなたの本がAmazonのKindleストアに並び、未来の読者がポチッとしてくれるまでに、あなたは何をしたらいいのでしょう。
必要なステップを、ザーッと見てみましょう。
おおまかに8つのステップがあります。
1.出版して得たい未来を可視化する――テーマを決める
2.構成を考える――目次を作る・あらすじを作る
3.執筆する――書きながら構成を修正する
4.その本の正体を見極める――推敲
5.出版品質の日本語に――校正
6.本という商品を売るための作業――プロモーション
7.原稿を出版するPC作業――電子出版
8.読者とあなたをつなぐ――メディア設計
では簡単に解説を。
1.出版して得たい未来を可視化する――テーマを決める
(1)自分が何を書きたいかアウトプットする
(2)誰に届けたいかをイメージする
(3)出版によってどんな変化を得たいかを言語化する
(4)テーマがなんとなく決まる
ここまできたら、あとはもう流れに乗るだけです。
こんな ↓ 流れで、ザーッといきましょう。
2.構成を考える――目次を作る・あらすじを作る
(1)テーマについて書きたいことをアウトプットする
(2)アウトプットしたものを箇条書きで並べ替えてみる
(3)読みやすい構成を考えて目次を作る
(4)目次に箇条書きをあてはめる――あらすじができる
あらすじができたら怖いものなしです。
お料理だってレシピがあればもうできたようなもの。
3.執筆する――書きながら構成を修正する
(1)本文を書く
(2)本文を書きながらも、どんどん並べ替える
もうね、自分が表現したいものを出し尽くすつもりで書きましょう。
紙の本だろうが電子書籍だろうが、原稿さえできれば、あとはどうにでもなります。
4.その本の正体を見極める――推敲
(1)読み返して「本当のテーマ」を確認する
(2)本文を見直す――内容面の推敲
書いているうちに、話がそれていくこともあります。
軌道修正するか、もしくは本当のテーマが他に隠れていたのか、確認しましょう。
5.出版品質の日本語に――校正
(1)ふたたび本文を見直す――校正面の確認
原稿を書いた本人だと、なかなか見えないのが誤字・脱字など。また、漢字の使い方や日本語としての統一感など、出版社の校閲部がするような作業をすれば、仕上がりがきっちりします。
6.本という商品を売るための作業――プロモーション
(1)「はじめに」「おわりに」「キャッチコピー」を書く
(2)タイトルをつける
(3)商品説明を丁寧に書く
原稿を書き終えて、自分の表現したいものを出し切ったら、次は読者のことを考えるフェーズです。
読者が最初に読む「はじめに」を書きます。Kindleでは、その本を買うかどうか迷っている読者が立ち読みすることができる箇所です。大事にしましょう。
読者の今後へのメッセージとして「おわりに」を書きます。
本を見つけてもらうための「キャッチコピー」と「タイトル」も、ここまでくれば確定します。
ここは紙の本で言えば、編集者の腕の見せどころ。編集者をつけないセルフ出版の場合は、著者のあなたの腕の見せどころ。
7.原稿を出版するPC作業――電子出版
(1)書いた原稿を電子書籍用のフォーマットに変換する
(2)表紙に使う画像を用意する
(3)Amazonにデータをアップロードする
ここが電子書籍の電子書籍たるゆえんのところ。
これは、ノウハウを書いた本もあるし、ネットにも情報があるし、大丈夫です。
原稿さえあれば、すんなりできます。
ITが苦手という場合は、ちょっと大変かも、とは思います。
8.読者とあなたをつなぐ――メディア設計
(1)あなたのメディア拠点を持つ
(2)電子書籍からあなたのメディアへの導線を作る
出したら満足!という場合は別にして、読者に届けたいものがある場合。読者から得たいものがある場合。もしそうなら、ぜひ、普段から、書籍のほかに情報発信するメディアを持っておきましょう。読者とあなたとの新しいつながりが生まれます。
以上、わたしの考える8ステップをまとめました。
それぞれのステップについて、これからの記事で解説していきますね。
出版社時代にエディタースクールに通わせてもらって学んだ知識も、盛り込んでいきますよ~
原稿料払う?売上を分配する?――複数著者やグループで出す本
電子書籍を出したいんだけど、どうしよう?とお悩みのJさんのお話です。
通訳仲間におもしろい人が大勢いるので、みなさんにインタビューするか、原稿をお寄せいただいて本にしたいと思うのです。
個性的な先輩たちがどんな風に仕事をしているのかが分かれば、これから通訳を目指す人たちにも、たくさんヒントを得てもらえるはずなんです。
なるほどなるほど。
そういうお話、読みたいですよね。いい企画だと思います!
Jさんの本当のお悩みはこちら。
原稿を書いて下さった方には原稿料をお支払いするべきか、それとも売上を執筆者全員で分け合うのがいいか、迷っています。
それは悩みますねー。
電子書籍は、印刷・流通・保管にかかる費用が発生しないという利点があるのですが、爆発的ベストセラーにでもならないと、あまり収入面でのメリットはありません。
こちらの記事 ↓ でも印税について書きましたが…。
定価をあまり高くすると、読者が購入してくれない、というジレンマが起こります。
Amazon Prime に入っている読者さんなら、価格を気にせずにどんどん読んでくれて、読んでくれたページ数の分だけ印税も入りますが…、私はあまりその収入は当てにしていません。
私のアイディア 1.インタビューの時点で御礼、完成したらPDFを差し上げる
私だったら、 書籍(紙でも電子書籍でも)の売上の御礼とするのではなくて、インタビューに時間をとってくれたことについての御礼、と考えます。
インタビュー当日に、評判のケーキセットをご馳走させていただくとか、
あとは完成した電子書籍のPDFを差し上げることとか。
書籍カードというのも喜ばれるかも。
Kindle本が無事にAmazonに掲載されたら、そのページのURLをQRコードにして、表紙画像と一緒に名刺サイズの紙に印刷するんです。
つまり、本の名刺を作っておいて、インタビューに応じてくれた方に10枚とか20枚とか差し上げる。
そうすると、その方が名刺と一緒に配ることができて、その方の自己紹介に貢献できます。
私のアイディア 2.原稿執筆は無償で依頼、売上がある程度たまったらAmazonチケットで分配
やっぱり原稿依頼をすると、先方にもそれなりの時間と労力をかけることになりますので、「原稿料もなしに書かされたー」っていう気持ちが出ちゃうかもしれませんよね。
これは、あんまり現実的ではないと思いますが…。
原稿料を出すとしたら、もう、書籍売上からの収入は当てにしないで、持ち出しで払ってしまうのが、きっぱりしていていいと思います。
ただし、収支は大赤字になります…。
売上を分配するとしたら…、これも難しいです。
なぜかというと、電子書籍は、なくなるということがないので、たらたらタラタラと長年にわたってポツポツと売上が入るからです。
それを、半年ごととか、一年ごとに集計して、執筆者人数で頭割りして、ということになりますが、細かくて実入りの少ない事務をやるのは、ちょっと気が滅入りそう。
それでもやるとすれば、銀行経由で振り込むと手数料で目減りしますし、Amazonポイントに変換して、ポイントをギフトにする形でプレゼントするか。
やっぱりこの「2.」案はあんまりお勧めしません~
私のアイディア 3.クラウドファンディングで紙の本の出版の資金を集める
別の考え方もあります。紙の本を出すとして、出すだけなら100万円もあれば、いいものができます。
出版プロジェクトチームを組んで、Readyfor とか CAMPFIRE などのクラウドファンディングで資金を募るのです。
読みたい!と思う人が出資してくれます。
出資してくれた人には、完成した書籍にお名前を掲載したり、出資額に応じて、完成した書籍の割引販売や献本(贈呈)をするといった「リターン」(御礼)を設定しておきます。
上手に広報すれば、わりと広範な支援を得られる事例があります。
デメリットとしては、
・資金が集まらないと計画が立ち消えになる
・事務作業が多い(出資公募、印刷会社あるいは出版社との交渉、編集者・DTP(レイアウト組版)担当者の手配、校正、リターン処理)
・紙の本は手に取ってくれた人のところにはずっと残るけれど、市場からは消えてしまう
といったことが挙げられ、
メリットとしては、
・形のある本として手元に残る
・ネット環境がなくても現物を見せられる
・定価1,000円以上でも当然の価格ととらえて買っていただける
・書店に頼めば置いてくれる
といったことが挙げられます。
出版の目的にもよりますが…、
総合的おすすめは……「1.あなた個人の著書として電子書籍を出す」です!
目的とメリット、デメリットをよく吟味してみて、自分のやりたいことに最速で近づける方法を探してみましょう。
私も、ご相談にのります。
本を出すとどんなメリットがある?――Kindle出版のメリット(1)
ブログやSNSで情報発信している人は多いですよね。
なんらかのメディアで自己開示をしていると、思わぬ人のつながりが生まれて、自分の仕事にプラスになった、という経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
Kindle本は、ブログに告ぐ個人情報発信の手段として、個人メディアの次なる姿としてとても有望です。
ブログではあなたを見つけてくれなかった人が、Amazonのプラットフォームの力で、あなたのKindle電子書籍を見つけてくれるかもしれません。
すると、あなたのファンがまた一人増える可能性につながるのです。
電子書籍は、本文中にインターネットのリンクを掲載できるので、読者に本の外の情報に直接アクセスしてもらうのがとても簡単です。
あなたの事業の紹介、あなたのプロフィールの紹介、あなたのメールマガジンの紹介、あなたのブログの紹介、そういった情報に読者のアクセスをもらって、継続的にあなたと読者をつなげる仕組みを作ることが可能なのです。
紙の本では、そのハードルは結構高いですよね。
ということで、Kindle本を出版するなら、その売上自体を目的にするのではなく、
「読者とあなたとの次の関係構築へのステップとして利用すること」
それを目的にするのが最適だと考えるわけです!
それに…。
ブログは――
レンタルスペースの運営企業の都合で、なくなってしまうということが起こり得ます。
SNSは――
どんなにいいことを書いていても、蓄積すればするほど膨大な情報の中に沈んでいってしまい、探し出すのが困難になります。
紙の本は――
書店の店頭に置ききれなくなると、出版社に返品されてしまいます。出版社では在庫を抱えきれなくなると、断裁処理をします。買い手の手元に渡った本は、相続で一斉処分されてしまったりします。図書館も、永久保存を保障してくれているのは国立国会図書館だけです。重刷・重版されなければ、紙の本は店頭に並ぶことはなくなり、やがて存在が幻のようになってしまいます。
でも…?
Kindle電子書籍は――
たとえ著者本人が逝去しても、電子データはずっと保持されます。在庫の処理に困ることがないからです。Amazonの優れたPRツールにより、その分野に興味を持っている顧客には自動であなたの本の紹介が届くことすらあります。AmazonもAppleも、電子書籍事業には力を入れており、この趨勢が今後数十年で変わるとは思えません。
自分の生きた証をこの世に遺していく、そういう目的で出版するのも、アリだと思っております。